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セブンス・サン 魔使いの弟子

ネタバレなし感想

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「魔法使い」ではなく「魔使い」が主役の、完全王道ファンタジー。ロード・オブ・ザ・リングやハリポタの劣化版ポジション。

完全王道展開のド直球映画。この手の映画は資金力や監督力などでストレートに殴るタイプで、この映画は「程々の力」といったところ。ロード・オブ・ザ・リング程ではないものの、そこそこ満足感が得られる程度で一応お金かけてる感があり、満足感もそこそこ得られる。

「魔使い」は悪魔使いとかそういうのではなく、魔物と戦う的な意味らしい。

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ネタバレあり感想

もっとお金をふんだんにつぎ込んで、3時間映画くらいになってれば良かったのかも。詰め込まれた要素も展開もありきたりで★4はつけすぎなんだけど真正面からやってて偉いと思うので評価を上げた。

原作付き映画らしく、原作ファンからは不評。設定が盛り込まれ過ぎな感じがしたり「出てきただけで活かされてない設定」が見受けられるのはそのためと思われる。ただ、見て分からない事が出てくる様な難しい感じではないので、期待しすぎなければ楽しく観られるのでは。

「魔使い」ってなんだよ、と思ったら原題は「The Spook's Apprentice」でクソ邦題案件だった。Spookは「奇人/変人」の意味と思われ、その方が映画の内容とも合致する。ただ「変人の弟子」とするのもアレなので「隠者の弟子」とか「退魔士の弟子」辺りじゃないだろうか。魔使いじゃ悪者側っぽく見えるし多くの人が「魔法使いの弟子」と勘違いする。小説版のタイトルに倣っただけだとは思うけど…