映画ノ壺

モーテル

ネタバレなし感想

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車が故障し、やむなく人里離れたモーテルで一夜を明かすことになったデビッドとエイミー。部屋に入り、ふとテレビの上のビデオテープに目を留めたデビッド。それを何気なく再生してみると、何と映し出されたのはリアルな殺人が行われている衝撃的な映像だった。やがて彼は、観ているうちにある事実に気づく。それは、まさに今、自分たちが泊まっているこの部屋で撮影されているということに!いったい誰が?何のために!?今も回り続けるカメラを発見し、自分たちがそこから逃げなければ次の被害者になることを確信する。すべてを見張られている中、二人はこの密室から脱出することができるのか!!

スナッフフィルムが題材のヒルビリーホラー。

田舎のモーテルで殺人鬼たち襲われるという王道展開。スナッフフィルムという事でグログロのスプラッタ系かと思いきやそんな事はなく、割りと古き善きサスペンス・ホラーといった内容。それでいて飽きさせる事無く展開していくストーリー展開は秀逸。

シンプルであっさりしているが満足できる出来栄え。昔ながらの中華そばみたいな。

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ネタバレあり感想

原題は「Vacancy」で意味は「空室」

サスペンスホラーとしてよく仕上がっていて、出来栄えには納得なんだけど、今ひとつここが良いというポイントに欠ける。

スナッフフィルムが題材なのにあんまりスプラッターじゃなくて、フィルム作成に関する背景とかもあんまり明らかになってない辺りが残念。

相手が頭のおかしい殺人鬼ではなくて、ある種職業的な殺人犯達というのは、ホラーとしては怖さを下げる要因なのかなと思った。