映画ノ壺

Street Kings

ネタバレなし感想

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「L.A.コンフィデンシャル」以来の衝撃、キアヌが挑むクライム・アクション最期に頼れるのは、魂か。弾丸か。

キアヌ・リーブス主演の警察映画。アクション映画。

ほいほい犯人を殺すアル中凄腕刑事の主人公が、かつての同僚を殺した犯人を追っていくというお話。

やっぱアメリカの警察は腐ってるな、という描写の多い内容。テンポよく進み話も面白い。ガンアクションも盛りだくさんで満足。

悪徳警官モノが好きな人、キアヌ・リーブスが好きでマトモな映画観たい人には特におすすめ。

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ネタバレあり感想

原題は「Street Kings」で邦題が「フェイク シティ ある男のルール」。Amazonビデオでは原題になっている。Kings と複数形になっている所がミソだろう。作中でワンダーが自分の事を「King」と称していたので、Kingの一人は彼だろう。

話の構造は別にそう特異でもなくて、コンビニ強盗の時点で真犯人はだいたい分かると思う。まぁフォレスト・ウィテカーという配役でも分かってしまうが……

最後は死んで終わりそうだなと思っていたら、以外にも無事だった上に隠蔽はワンダーだけの得意技ではなく、警察組織全体のものだったという感じで後味の悪い終わり方。

単純に汚職していたワンダーが悪いとか、アル中殺人刑事の主人公が悪いとか、そういう事ではないし、警察組織の隠蔽みたいなのも単純に悪いとは言えない。じゃあ何が悪いのか……という映画でした。