クリミナル 2人の記憶を持つ男
ネタバレなし感想
CIAロンドン支局のエージェント、ビルが重大な極秘任務の最中に死亡した。彼は米軍の核ミサイルさえも遠隔操作可能な恐るべきプログラムを開発した謎のハッカー、ダッチマンの居場所を知る唯一の人物だった。
記憶の移植を受けた死刑囚が主人公のスパイアクション映画。
記憶移植といいハッキングソフトといい荒唐無稽な感じなんだけど、まぁ勢いで乗り切ってる。割りと派手な映画。
常識知らずの極悪人の頭にCIAエージェントの記憶を移植したら、ちっとはマトモになるのでは?みたいなお話。
ケビン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズが主演。
キャストが豪華で映像も割りと派手、お話はちょい雑!そんな映画。
暇つぶしにどうぞ。
ネタバレあり感想
原題は「CRIMINAL」で、意味は「犯罪者」。
CIAがポンコツすぎて酷い。CIAがもうちょっと優秀だったら事態収束してただろう。お話を回すアホの役割がCIAというのが残念すぎる。ハッキングで全米の兵器が自在に!というのは、何十年か前のハリウッド映画の感じでノスタルジック。
ラストは、ハッピーエンドっぽい雰囲気だけど「クソみたいな犯罪者がちょっと善意芽生えたからって無罪放免みたいな事でいいのか??」と思ってしまう。
人材としては「有能なCIAエージェントの記憶を持っていて、凶悪犯罪者のパワーが有る」という事でCIAエージェントにできれば有益という判断なのかもしれないけど……あのポンコツ局長の決断となると心配でしかない。