映画ノ壺

パージ:アナーキー

ネタバレなし感想

Amazon
年に一度の“パージ”の日がやってきた。謎めいた一匹狼レオは息子を亡くし、その復讐を計画していた。シングルマザーのエヴァと娘のカリは襲撃され、アパートから追われることに。シェーンとリズの若い夫婦はカージャックに遭う。

パージの続編で、前作よりアクション要素が増えた。より「パージ」の設定を上手く表現出来ているし、娯楽作品としても満足行く出来栄えになっている感じはする。

前作パージでは「パージの設定は面白いのに、単なる背景事情になっちゃってるな」という感じだった。もっとパージで凄い事になったアメリカを見たいぞ!と思っていて、それやってるのが本作。パージとは何なのか、どうなってしまうのか が描かれていてよかった。

ただ、ホラーやアクション映画としては今ひとつ決め手に欠けて、全体としては微妙な感じもある。。

前作との直接的な繋がりはないため、コレだけ見てもそんなに問題ないと思う。

スポンサーリンク

ネタバレあり感想

パージの日には裕福な人達が人狩りを楽しむ。やはり金こそがパワー、という描かれ方なのがリアルで良い。

法や秩序は弱者を守る為のものと言っても良くて、その制限がなくなれば困るのは弱者。資本主義の国では金持ちは強者という事になる。