映画ノ壺

リセット

ネタバレなし感想

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闇が侵食してくる不思議不条理系のホラー。結末はやや難解で解釈を要する。

停電と共に世界が闇に侵食され人々が消えていく。日に日に夜が長くなり、明かりももたなくなり……という不条理な怖さが面白い。

生き残った4人の辿る運命については、キリスト教の世界観を理解していないと解釈困難。映画を見終わってから分析サイトを幾つか探して見てみると良いかも。もう少し映画だけで分かりやすく出来ていたら良かったのだけど。

観終わってもスッキリせず、時間を無駄に浪費した感が非常に高い映画。

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ネタバレあり感想

ハリウッド映画には「キリスト教の知識や符丁を知ってるモノとする」的なのがたまにあって、そこまで詳しくないので難儀する。

原題は「Vanishing on 7th Street」で、直訳すれば「第七ストリートの失踪」だろうか。これ原題のタイトルもヒントになってるのでクソ邦題案件なんだけど、原題のまんまでも映画観ただけだとわからないのは変わらない。

考察は下記サイトのものが参考になった。

リセット(2010)のシネマレビュー

要するに最後の審判モノの映画。最後の審判をモチーフにした映画は多く、アメリカではメジャーなネタのようだけど、映画を観ただけでもう少し分かるようにして欲しい。