映画ノ壺

神の手 血塗られた儀式

ネタバレなし感想

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北欧・スウェーデンが生んだ極上のミステリー!平和な港町ヨーテボリで、遺体の背中に奇妙な印が切り刻まれるという連続殺人事件が発生。事件を担当することになった刑事は、元牧師の女性と捜査を進める内に、事件の裏に、この世のものを超えた力が関わっていることに気付き始める。

内容は派手なのにダラダラした雰囲気のスウェーデン製オカルト・ホラー。2016年。

お話の内容としては「連続猟奇殺人事件」「カルト教団」「大規模な暴動」といかにも派手な感じなのに、観ていると眠くなるほどダラダラしている。アクションシーンも多いけど下手くそとしか言いようがなく、緊迫感に欠ける

猟奇殺人と言ってもグロ/ゴアシーンみたいなのはさほどなく、痛そうなシーンも今ひとつ緊迫感がない。

宗教モノとして見ても微妙だし、誰におすすめしてよいやらわからない。一応真面目に作られた映画で、ちゃんとお話としては出来ているので一応★2にした。

最後の方で割りと面白くなってくるので、暇な人は我慢して見てみると良いかもしれない。

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ネタバレあり感想

原題は「Vilsen」で意味はよくわからない。邦題は内容をそのまま表してる。

カルト教団モノだけど本当に母なる主を呼び起こしてしまうオカルト展開になった点はちょっと予想外だった。

警察があまりにも雑魚すぎるなぁと思ってみていたけど、オカルトという事で犯人側が強すぎたという設定っぽい?のが最後になって分かった。いやまぁどう見ても警察官がショボいんだけど。

基本的な映像レベルはそれなりにあるものの、アクションシーンの下手くそさはちょっと酷いし、音楽の入れ方とかもとにかく「全然集中して見る気にならない」という感じなので、もう単純に出来が悪いんだろう。

お話そのものは結構好きなタイプなので残念。