映画ノ壺

サウンド・オブ・サンダー

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タイムトラベルで起きた事故を戻そうとするチープなSFアクション。世界滅亡危機!みたいなの。

セットもCGもドラマレベルでチープだし、話も設定もツッコミどころだらけだし、それでいて特別見どころもないという残念な映画。昭和時代のSFを思わせる出来栄え。ただ真面目に作ってあるしストーリー展開も割りとスピーディーなため暇つぶしに見ても悪くないかもしれない。

タイムパラドックス系のSFではなく、金曜ロードショーのB級SFアクション映画。

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タイムトラベルの影響が衝撃波みたいになって来るというのがビジュアル的でちょっと面白いような気もするけど、似たようなのを他でも見た覚えがある。

タイムトラベルでものすごい影響が出る可能性あるのに、管理が雑すぎるというのが設定的に既に厳しい気がするけど、現実でもそういう事はあるのであり得るかもしれない。

影響が段階的に現代に出てくる、というのもちょっと無理がある設定な気がするけど、タイムトラベル自体が未知の技術なのでありえないとは言い切れない。でも、結局観てる人が違和感覚えたらダメよね。

NEXT -ネクスト-

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2分先が見える男が恋人を助けようとするB級アクション映画。ニコラス・ケイジの無駄遣い

2分まで先が見えるという設定や、それをビジュアル的に表現したところとか、ニコラス・ケイジとか面白い所は結構あるんだけど、設定が全体的に雑でストーリーも雑なので概ね台無しになってる。ニコラス・ケイジを鑑賞するための映画。SF的なモノを求めて見ると肩透かしに合う。

アクション映画としてならまぁギリギリセーフだろうか。

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なんとニコラス・ケイジがプロデューサーも兼任しているらしい。

2分先が見える主人公の表現として分身みたいなのを出して見せたのは面白かった。

原題は「NEXT」なので、邦題はカタカナを足してあるだけなんだけど、このカタカナ要るぅ?っていつも思う。こういうタイプの邦題の付け方あるよね。ネクストの意味が分かる人はNEXTも読めるのでは。

アンノウン

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記憶喪失からの不思議体験系のミステリー・アクション映画。

事故で昏睡状態になり目覚めると自分が居るべき場所に他の奴が居る。どちらが本物なのか……という見覚えのあるストーリーなんだけど、謎はキチンと解明されて伏線もしっかり回収し、最後も綺麗にまとめて終わる納得のストーリー。謎が明らかになるまでは「いったいどういう事なのか?」を何度も考えさせられる(何となく分かってしまったけど)。謎が解けた後もアクション映画として十分な出来栄え。

シリアスな展開の割にちょっとご都合主義的な面もあるので、アクション映画として楽しんだほうが良いと思う。

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記憶の混乱で任務を忘れてしまって云々というの、どこかで見たようなプロットだけど割りとよく描けている。

組織とかパーティーでのテロとかは、ちょっとファンタジックすぎるぜという感じ。

原題は「Unknown」で完全に同じなんだけど、当初は「身元不明」という邦題になる予定だったらしい。公開直前に東日本大震災が起きたため、配信元のワーナーブラザーズがタイトル変更したんだとか。

コンゴ

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ジャングル奥地で化物ゴリラと戦いながらダイヤを探すおバカ映画

謎の遺跡!化物ゴリラ!レーザー銃!ダイヤ鉱山!手話ゴリラ!おバカなB級アクション映画であり、それ以上でもそれ以下でもない

見なくてもおバカ映画だってわかるでしょ?だいじょうぶ、最後までおバカ映画だから!こういうお気楽な映画って大事よね。

こまけぇこたぁいいんだよ!!

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とにかくお馬鹿なハリウッド映画まんまという感じなのが気に入った。観てるだけで頭が悪くなる。

第17回ゴールデンラズベリー賞(1996年)7部門にノミネートされたらしい。さもありなん。最低助演女優賞と最低新人賞にエイミー(ゴリラ)がノミネートされたらしいけど、当時のキグルミにしてはよく出来てたと思う。

きっと原作はマシなんだろうなと思ったら、割りと原作に忠実な映画らしい。とはいえ、ネタとしか思えない感じになってるのは映像のせいだろう。

パンドラム

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冷凍睡眠コールドスリープで遠い惑星へ向かう植民宇宙船の中で目覚め記憶を一時的に失った主人公が、謎の怪物と戦いながら船を救うため中心部へ向かうSF・サバイバル・ミステリー・アクション・ホラー。詰め込みすぎ

冷凍睡眠による記憶障害に加え、宇宙船クルーに生じる精神障害「パンドラム」によって幻覚妄想が生じるという設定により「宇宙船で何が起きたのか」というミステリー要素がありつつ、怪物と戦うアクションがメインで、アクションホラーといった雰囲気。SF的にも割りと面白くて設定が練られている。とにかく詰め込み過ぎなのではないかというくらいゴチャゴチャしている。

廃墟めいた巨大構造物の宇宙船内をウロウロする。スケール感が大きくBLAME!の様な雰囲気で、好きな人は気にいると思う。終わり方もまぁ程々に気持ち良いものなので、SFホラー系が好きなら観て損は無い。

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ネタバレあり感想

冒頭のホラー的な雰囲気が結構良かったので、ホラー展開ももっとやって欲しかったかな。

船内のモンスター達は、新居住地の惑星に適応させるための薬の作用と、伍長が殺し合いをさせた事による淘汰、数百年の時間による進化といった理由。伍長が何か面白くなるように手を入れたりしていたのかもしれない。

腕につけて衝撃波を出す武器がカッコよかった。全体的にビジュアルの良さで得してる映画だと思う。