SAW シリーズ
ネタバレなし感想
SAWは1~6とファイナルの全7作ある人気ホラー映画シリーズ。特にお勧めなのは1作目で、これはホラー映画史上に残る名作。特にラスト辺りの展開は大変上手いので見て損はない。ただグロ耐性が無い人は最後まで見られないかも。
2作目以降はおすすめ度としては大きく下がる。2作目については「なかなか頑張ったな」という感じがするけど、3作目以降はもうメチャクチャというか、惰性的に作られたなぁという印象。最後の方はもう何映画なのか分からないというくらいの感じ。映画館で見たら損した気になるかもしれないけど、プライムで無料ならまぁ良いかな。
SAWはシリーズ通して、過激なグロ描写と工夫をこらした拷問罠装置みたいなのが見どころ。コレについてはどの作品もなかなか良い。そういうのが好きな人は楽しんで見られるはず。人気が出てシリーズが続いたのも主にソコかなという感じ。
ネタバレあり感想
1作目は「ずっと画面内に犯人が居た」という驚きが本当にすごかったし良作。
逆に言えばこれで2作目以降はちょっと厳しい、という事になる。それでも2作目は頑張って意外な展開にしていたと思う。
問題は3~4以降で、もう無理だと踏んだのかわからないけど残念後継作になってる。更にSAWに触発されて同じ様な映画が雨後の筍状態で出てきているので、それらとの差別化もできなかったという感じ。
でも工夫をこらした拷問処刑器具があるのはすごく好きで、趣味的にはそこだけで★5になってしまう。
この手のやつで犯人に確たる信念みたいなのがあるのも良い。意外とどうでもいい理由でやってたり、本当に趣味だったり、単なるキチガイだったりするのが多い。
タイトルの「SAW」は「seeの過去形のsaw」と「チェーンソーのsaw」と「ジグソウのsaw」、「外科医(sawbones)」「立場逆転(seesaw)」と複数の意味があるらしい。
バーニング・デッド
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ウリ文句は「火山ゾンビ爆誕」なんだけど火山+ゾンビ=火山&ゾンビ という感じで、2つの要素があんまり融合してない感じのゾンビ映画/災害パニック映画。
ゾンビの外観がちょっと変わってる気もするし、オカルト系ゾンビで登場の仕方がちょっと面白い気もするけど、だから何だという感じしかない。
全体的に眠ってしまうほどつまらなくはないが、これと言って印象に残るシーンがない。ゴアシーンは頑張ってるっぽいけど、頑張ってるというだけでショボい。
登場人物は総じてバカ。バカな事しかしない。
一応最後まで観られてしまう謎の力があるけど、どうしても★2以上にするわけにはいかないと感じた。
火山要素が仕事してなさすぎる気がする。
ネタバレあり感想
「溶岩=ゆっくりと迫りくる恐怖」で「ゾンビ=ゆっくりと迫りくる恐怖」なので、共通した面があるとは思う。どちらも「遅いので簡単に逃げられるけど、囲まれたりすると取り返しがつかなくなる」という共通した怖さがある。
本作ではどうかというと、その2つの恐怖が特に融合とかしていなかったのでは。というか、同系統の怖さを持つものを組み合わせても実はあんまり良い効果が得られないのでは?と思う。
全く違う系統の怖さの物を組み合わせることで壊さが増す、という構造の映画は多い。
デッドライジング ウォッチタワー
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有名ゾンビゲームの映画版。アクションゾンビ映画みたいなジャンルになるだろうか。特に原作ゲームを知らなくても楽しめた。
既にゾンビが一般化した世界観で、ゾンビ抑制剤が云々…という辺りやストーリーはソコソコ面白いし、映像的にも良くできているし、アクションもあって最後まで楽しめる。ところどころツッコミどころがあるけど気にならない。
王道ゾンビアクション映画が見たいなら悪くない選択。
ネタバレあり感想
自作武器でゾンビと戦うのが良かった。みんな考えるよね。
単にゾンビ災害ってだけじゃなくて、主人公がジャーナリストでゾンビ騒動の背景を暴くというストーリーがあるのが良かったと思う。
デイ・オブ・ザ・デッド
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ロメロ監督の「DAY OF THE DEAD」のリメイク……と思って見てはイケない、真面目なんだけどギャグに見えてしまう微妙なゾンビ映画。原作とは全然違うしゾンビは走るし、リメイクでもなんでもない駄作。
ギャグ映画ではないんだろうに、話の展開が強引でご都合主義感が拭えない。いや笑ってみるべきなのかも?
アクションとか映像的にはソコソコ良くできているし、テンポもさほど悪くないため「つまらなくて寝てしまう」という事はないと思う。
暇つぶしにお気楽ゾンビ映画(非コメディ)が見たいぜ、って時に見ればまぁ良いのかもしれない。
★3くらいなんだけどロメロ監督に謝る必要があるので★一つ減らした。
ネタバレあり感想
「DAY OF THE DEAD」といえば邦題は「死霊のえじき」なわけだけど、本作はそれは採用せず原題通りになってる。良いと思う。死霊のえじき はちょっとねぇ。
まぁリメイクだからといって同じものを作り直しても仕方ないとは思うんだけど、お前ロメロ監督のゾンビ映画をリメイクするのに走らせるのかよ!?ってちょっと思った。ロメロ監督はそこまで気にしてないかもしれないけど。
ゴール・オブ・ザ・デッド
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サッカー+ゾンビのフランス製ゾンビコメディ映画。一見するとB級お馬鹿映画に見えるが、フランス独特の「間」の様な物があり、思ったより面白い。前後半で監督が違って雰囲気がぜんぜん違う。ただ話はそのままつながってる。
まずゾンビっていうのがキチンと出てこなくて「暴れる人々」というパターンなんだけど、ジャンル的にはゾンビで間違いないと思う。感染方法はゲロ。ゾンビ的なゴアシーンもまぁまぁある。フーリガンvsゾンビ みたいな映画。
サッカー選手がメインで、サッカーファンやサッカーネタが出てきて、ゾンビとサッカー(?)もするので間違いなく「サッカー+ゾンビ」なんだけど、何故か「サッカーあんま関係ない気がする」と思ってしまった。
名前とあらすじから「トンデモなくつまらないクソB級の香り」がしていたわりにそこまで酷くなかったので★3にしようかと思ったんだけど、B級クソ映画なのは間違いないし、冷静に他の映画と比べると★2くらいが妥当だろうか。おバカ映画。
ネタバレあり感想
ゲロ感染ゾンビ、嫌すぎる(笑)
全体としてはまぁボチボチの出来かなと思うんだけど、これ前後半に分ける必要ある??