映画ノ壺

ブラッディ・ホワイト 白の襲撃者たち

ネタバレなし感想

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爆破事件で現場へ向かった刑事が負傷し運び込まれた病院。そこは、数々の謎が隠された凶悪な犯罪者たちの巣窟だった...!注射の代わりに銃弾を!!何者かに操られ凶暴化した魅惑のナースが、銃を手に悪魔の裁きを下していく!刑事との激しい対決を描く壮絶バトル・ガン・アクション!!

病院で不思議で怖い事が色々と起こる2015年のホラー映画。パケ絵・煽り文句・あらすじ全て配給会社の詐欺なので注意が必要。

タイトル、パケ絵、煽り文句から「オカルトナースが銃ぶっ放すバカ映画だな多分」と思って見たんだけど、全くそういう感じではない真面目なホラー映画だった。配給会社はこういう事故を故意に引き起こすのやめてもらいたい。

爆弾テロとキリスト教を中心に、不思議な事が色々と起こっていく感じ。全体的に緊迫感がありつつも、ミステリーとしても割りとちゃんと出来ていて面白い。展開が早いのに謎も多く、時間が長く感じられる映画だった。

あまり説明するとネタバレになってしまうので細かくは言えないものの、真面目なホラーなのでホラー映画好きにはおすすめしたいかな。キリスト教系の映画なので、日本人が見ると微妙かも。

アクションといえば確かにアクションは多いんだけど、アクション映画というわけではない。サスペンス、ミステリー。

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ネタバレあり感想

原題は「Convergence」で、意味は「収束、収斂、一箇所に集める事」らしい。よくわからないが邦題はパケ絵と煽り文句あわせて「わざと誤解させようとしている」としか思えない。クソ配給会社案件。何故そういう売り方ばかりするんだ……出来が悪い作品でもないし、普通に売ればよかったのでは。

主人公がもう死んでる、というのはかなり早い段階で予測がついた。それでいて「どういう事なんだろう」という気持ちで後半まで見られた。まさか16年も経過した現代と繋がっているとは。

途中で出てくる黒い影は、悪霊かはたまた消えかけている霊か……とおもったら、まさかの「生きた人間」だった。

しかし、ダニエルは何であんな事が出来るのかみたいな部分が良く分からなかった。