映画ノ壺

ポルターガイスト (2015)

ネタバレなし感想

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郊外に格安物件の一軒家を見つけ、家族で越してきたエリックたち。心機一転、新たな生活をスタートさせるが、子供たちは次第に、家の中に潜む不気味な雰囲気を感じ取る。クローゼット、TV、天井裏……庭からは骨片のようなものが見つかる中、ある日、家にいたはずの幼いマディソンが忽然と姿を消してしまう。一体、この家では何が起こっているのか? おぞましい“秘密"を知った一家は、霊媒師に助けを求め、娘を取り戻すために決死の戦いを始める――。

ポルターガイスト(1982)のリメイク。殆どそのままリメイクしたような感じでまぁまぁ面白かった。オカルトミステリーホラーとしてよく出来ている。

家族愛をテーマに、ほどほどの怖さでポルターガイスト現象とその解決が描かれる。オカルト系が好きなら観て損はない。

ドローンとか出てくるのが現代風で新鮮な感じ。

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ネタバレあり感想

異世界の描写がオカルトファンタジーな感じで好き。こんな所入ったらもう無理でしょ……

ドローンとかサーモグラフィーとかを使ってオカルト現象と対峙する感じのホラーはリアル感があって良い。オカルトだからオカルトで解決 ではなく、本当の出来事だからあらゆる手段で解決 みたいな。

制作にはサム・ライミ(The Evil Deadの人)が携わっている。

ペット・セメタリー

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アメリカ・メイン州の小さな街ルドロー。トラックが行き交う道路沿いに引っ越してきたルイス一家は新しい家に大喜び。だが、数日後、ペットの猫が轢死。近くにあるペット・セメタリー(動物墓地)の奥の“禁断の場所”に埋めると、なんと翌日猫は生き返った。日を置かずして幼い息子ゲイジがトラックにはねられ死亡。歎き悲しむルイスはこっそり遺体を例の場所に埋葬するが…。

スティーブン・キング原作の不思議系ホラー。スティーブン・キングっぽさがかなりある。切なく哀しいストーリー。

書かれているあらすじで概ねどんな話か分かってしまいそうだけど、それでも見る価値のある映画だと思う。

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原題は「Pet Sematary」で、霊園は「Cemetery」と書くのが正しい。作中で登場する動物霊園の入り口に子供が書いたスペルミスの看板があり、それがタイトルになっている。クソ邦題案件かも。小説版では「ペット・セマタリー」と原題のスペルミスを引き継ぐ名前になっている。

猫がああなった時点で、子供を埋めたらどうなるかハッキリしてるわけだけど、それでも埋めてしまうのも分かる……という感じに作られていて上手い。

幽霊が良いやつだった。

デス・ルーム

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封印され、行方知れずとなった伝説の恐怖映画『ヒステリア』・・・それが撮影された、通称“死の館”と呼ばれるセットが、まだウルトラ・スタジオの片隅にひっそりと残っている。やがてそのセットに7人の男女が集められた。たった一時間で終わるはずの見学ツアーだったが、彼らは8角型の部屋に監禁されてしまう。脱出が無駄に終わった彼らは、集められた理由を探るうちに、それぞれが世にも恐ろしい体験をしていたという共通点を発見する。そしてそれぞれの体験談を語りだすが・・・果たして、彼らが集められた理由は?そして生き残れるのは誰なのか

オムニバス形式のB級ホラー。ホラーなのかどうかも怪しい。百物語怪談とかに近いかも。

とにかくチープでつまらない。逆にそれを楽しめるレベルの人でないとちょっと寝てしまうのではないか。

トワイライトゾーンと似ている感じ。歯のついた人食いおっぱいとか出てくる。酷い。時間を返せ。

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原題は「Trapped Ashes」で「囚われた遺骨」という意味だろうか。クソ映画なので別にどうでもいい。

当初は★ゼロ評価にしていたものの、映画ノ壺では最低評価が★1なので1になってる。ゼロにしたい。


エクソシズム

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エクソシスト系の低予算映画。割りと面白いけどパッとしない。

ストーリー展開というかラストがちょっと面白い感じ。ただ全体的に低予算感が漂うし、今ひとつシャッキリしない。

オカルト系はあんまりなー という人でも楽しめるかも。オカルトなんだけど。

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神父が悪役(?)というなかなか面白い展開で、しかも悪魔はちゃんと出てくるという。

前半で何かおかしいと思った部分がキチンと説明されて、神父も自殺したし悪魔は消えたしでなんやかや解決した感じで良かった。

神父のバカっぷりが凄い。

リセット

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闇が侵食してくる不思議不条理系のホラー。結末はやや難解で解釈を要する。

停電と共に世界が闇に侵食され人々が消えていく。日に日に夜が長くなり、明かりももたなくなり……という不条理な怖さが面白い。

生き残った4人の辿る運命については、キリスト教の世界観を理解していないと解釈困難。映画を見終わってから分析サイトを幾つか探して見てみると良いかも。もう少し映画だけで分かりやすく出来ていたら良かったのだけど。

観終わってもスッキリせず、時間を無駄に浪費した感が非常に高い映画。

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ハリウッド映画には「キリスト教の知識や符丁を知ってるモノとする」的なのがたまにあって、そこまで詳しくないので難儀する。

原題は「Vanishing on 7th Street」で、直訳すれば「第七ストリートの失踪」だろうか。これ原題のタイトルもヒントになってるのでクソ邦題案件なんだけど、原題のまんまでも映画観ただけだとわからないのは変わらない。

考察は下記サイトのものが参考になった。

リセット(2010)のシネマレビュー

要するに最後の審判モノの映画。最後の審判をモチーフにした映画は多く、アメリカではメジャーなネタのようだけど、映画を観ただけでもう少し分かるようにして欲しい。